◆ゼミの紹介◆

活動内容

毎週木曜4限に8号館311教室で、刑事模擬裁判(※)をやっています。

班は、5人前後で構成。

各班が、週によって検察チーム・弁護チーム・陪審チームを分担します。

構成

2012年度前期は、

4年生(9期生)…13人(男9人/女4人)

3年生(10期生)…21人(男12人/女9人)

卒業後の進路

ロースクール(既習/未習)、法学研究科、パラリーガル、大手化粧品会社、金融会社他、舞台女優、公務員

様々な方面で活躍中です。

模擬裁判の解説

◆検察チーム

被告人を最も重い罪責で処罰できる法律構成を採り、その事例で重い処罰が許容されるべき理由を陪審に訴えかけます。

◆弁護チーム

被告人を最も軽い罪責で処罰できる法律構成を採り、その事例で軽い処罰(あるいは罪の不成立)とされるべき理由を陪審に訴えかけます。

◆陪審チーム

両チームの立論・批判・反論を聞き、どちらの主張がより説得力があるか、条文の趣旨に適合するかを判断し、

裁判の勝敗を決めます。

◆裁判官

“裁判官”といってもジャッジはしません。ジャッジをする陪審の理解を助けるため、争点を明確化し、議論の流れや双方の主張をわかりやすく整理するのが仕事です。

◆松澤先生

授業の最後に先生から講評をいただきます。「弁護側は、検察側の説のここを攻めると勝てたんじゃない?」という一言で、目からウロコが落ちることも。先生の偉大さを感じます。

発表に向けての個人での下調べやチームでの話し合いも松澤ゼミを支える大事な活動の一つです。

話し合いでは、「構成要件に該当する違法・有責な行為」という定義の中のどの部分に不確定要素があるのかという視点で論点を見つけ、議論の流れを確認します。

その後、基本書を使って、

各説の@主張内容 A主張理由 B批判・反論を調べた上で、

自分たちなりの@自説の理由付け A批判・反論 B自説の合理性を補強できる事例

を考え、相手チームに勝つための作戦を練ります。


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